日経広告社元幹部、初公判でインサイダー認める
株式分割の法定公告情報を基に株のインサイダー取引をしたとして、証券取引法違反の罪に問われた中堅広告会社「日本経済広告社」の元局長、沢中直人被告(48)の初公判が18日、東京地裁(毛利晴光裁判官)で開かれ、沢中被告は「間違いございません」と起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で、「沢中被告は株式分割の公表前にその会社の株を買い付けておけば、短期間に多額の利益が得られると考えていた」と指摘。その上で、消費者金融などから資金を借り入れて株を買っていたことを明らかにした。
起訴状などによると、沢中被告は業務でキヤノンソフトウェア社の株式分割の法定公告情報を知り、16年5月、同社株4000株を購入。株式分割の発表後に売り抜けて約300万円の利益を得た。
(05/18 20:28)
