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巡査部長、証拠の金地金持ち出し→質屋へ→詐取

 事件証拠の金地金を勝手に持ち出し、会社員を装って入質した上、変装して架空の事件の被害品とうそをつき、取り戻して詐取したとして、大阪府警刑事特捜隊は12日までに、有印公文書偽造、同行使、詐欺の疑いで、和歌山県橋本市三石台、府警堺南署刑事課巡査部長(33)を逮捕した。競馬などで消費者金融十数社に総額約1400万円の借金があり、だまし取った金地金は売却、借金返済に充てていたという。

 調べによると、容疑者は自分が入質した1キロの金地金1本(時価245万円相当)を引き出すため、4月24日、大阪市浪速区で質店を経営する男性(67)に架空の事件の押収品目録交付書を示し、「事件の被害品なので」とうそをついてだまし取った疑い。

 別の質店にも金地金1本を入質し、同じ方法で詐取していた。2本とも容疑者が昨年浪速署で別の恐喝事件を担当した際に預かり、勝手に持ち出した。2軒の質店で融資を受けた上、詐取した後に、2本とも同市中央区内の貴金属店で売却し、総額約750万円の現金を得ていた。

 入質の際は職業を会社員と偽り、刑事として質店を訪れた際には髪形をオールバックに変えて眼鏡で変装、偽名を名乗っていたという。

ZAKZAK 2006/05/12


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